ひげを剃ったりもみあげを整えたりする日々とおさらばするためには、いったいいくら用意すればいいんでしょうか。濃さや範囲、脱毛の方法、またサロンやクリニックによって幅はありますが、トータルで7〜20万はかかると言われます。
まず美容外科クリニックなどで行う安心の医療レーザー脱毛がありますが、これは1回の料金が例えば口周りだけで1〜7万円、口周り・鼻下・頬・あごのトータルだと3〜15万円。これが何回も続くわけですから、結構なお値段ですね。
そして効果が現れるのが最も速い、そして最も痛いと言われるニードル脱毛。エステでこのニードル脱毛を行う場合、会員費に施術費用、そしてアフターケア用品費用も入れるとトータルで30〜50万円かかると思っておいたほうがいいようです。
近年、美容サロンで主流のフラッシュ脱毛は1回1,800〜20,000円とサロンによって価格の開きがありますが、この3つの中でトータルでかかる費用としては一番安く、お手軽で人気がある脱毛方法です。
ひげやもみあげの濃い人、薄い人もいれば、それがチャームポイントやトレードマークになっている人、コンプレックスになっている人など、状態や意識は人によって様々です。しかしひげやもみあげは顔の印象を決定するものなので、悩みの種になってしまっている人にとっては、脱毛が精神面に大きくプラスに作用することになるでしょう。
また、ひげは毎朝必ず処理しなければならないため、時間の節約という点でのメリットはとても大きいと言えます。毎朝のこの時間がなくなれば、朝使える時間が格段に増えて毎日の暮らし方が変わるほどの大きな変化がもたらされます。
そして実は経済的なメリットも大きいのです。ひげ脱毛自体にはお金がかかりますが、生涯通してかかるひげ剃り用のシェーバーやカミソリ、そしてシェービングフォームやローションなどにかかるお金を計算してみましょう。脱毛に一時的にかかる金額とは比べものになりません。
ひげ脱毛が完了しても男性ホルモンの影響でほんの少し弱い毛は生えてきますので、完全につるつるの状態が一生保たれるわけではありませんが、毎朝剃らなければならないほど生えてくることはなくなりますし、いわゆるひげ面になることは一生なくなります。そうなるとやはり、ひげが懐かしくなる人もいるようですね。しかしそれはないものねだりで、どんな状態でも隣の芝生は青く見えるものです。
ただ、ひげ脱毛をしてしまうと、ハゲて来たときに、スキンヘッドに濃いひげをたくわえたダンディー路線に走るという選択肢はなくなります。この段になって後悔する人は実は多いのかもしれません。そして後悔する局面として多いのは、ひげ好きな女性を好きになってしまったとき。ひげ嫌いな女性も多いですが、同じくらいひげ好きな女性はいます。
しかしひげ好きの女性、ひげ嫌いの女性それぞれに合わせていちいち自分を変えるわけにはいきません。ひげをなくすメリットを取るならば、ひげに勝る別の魅力を勝ち取るしかありませんね。