夏に半袖半ズボンを着るときに気になる腕毛やすね毛。ひげ同様、こちらも最近ではすべすべな男性が好まれる傾向になってきました。営業マンや接客業では昔からひげはNGでしたが、同じようにすね毛や腕毛も嫌われることが増えている様子です。
この腕毛やすね毛の脱毛をお店でやるといくらくらいかかるのか気になるところですが、例えば美容外科の医療レーザーだと1回30,000〜40,000万円、これを月に1回半年から1年ほど続けるケースが多いようです。
ニードル脱毛は1本100円程度かかってしまうので、例えば手の甲だと600本程度でこれを3回行うと200,000円です。価格と痛みの強さから考えると、ニードル脱毛はすね毛や腕毛といった広範囲の脱毛には向きません。
そういったことから考えると、腕毛やすね毛も美容サロンが価格的にはいちばんお得です。1回にかかる料金はうで毛が10,000円、すね毛5,000〜35,000円というのが大阪の相場ですね。回数が増えるごとに安くなったり、規定回以上は半額になったりするお店もあります。
すね毛や腕毛がなくなったときのメリットは実は見た目の清潔感だけではありません。実は暑さにも寒さにも毛がないことはプラスに作用します。夏に犬がよく外でバテバテになっているのを見かけますよね。あれと同じで、毛に覆われているとそれだけで暑い。そして冬はすね毛がないとタイツやヒートテックなどの肌着が着やすいというメリットがあります。
それからこれは特殊な例であるように聞こえて経験がある人も多いと思うんですが、ひざ下や腕に怪我をしたときに、毛が密集していると本当に困るんです。毛と血が一緒にかたまって不衛生ですし、絆創膏も貼りにくく剥がすときは毛が抜けて痛い。同じ理由でテーピングも困難ですよね。運動する人はよくわかると思います。
さらに毛がないと空気や水の抵抗が減ります。実は水泳選手や陸上選手はこの理由で毛の処理をしている人も結構います。毛深い人は一度剃ってみたらあらゆる抵抗を受けて暮らしていたことに気づくんじゃないでしょうか。
脚や腕の毛を自然に薄くする「すきカミソリ」を知っていますか。脱毛サロンに通っても、つるつるになって1本も生えてこない状態が生涯続くという訳ではありませんが、もっと処理した感じを出さずに自然に薄くなりたい！という人もいるでしょう。女性陣からの意見としても、男性の腕毛やすね毛がボーボーなのは不潔っぽくて嫌だけど、つるつるなのも気持ち悪い！というのが割と多いようです。
そこでこの「すきカミソリ」ですが、薬局なんかで手軽に入手できてお値段も1,000円以下というスグレモノです。これを普通のカミソリと同じように、下から上に向かって滑らせます。剛毛だとブチブチ音がしますが、さほど痛くありません。
このすきカミソリを使うと、毛が全部なくなるわけでもなく、自然な感じで残ってくれるので「処理しました！」感もなく、さらに使う回数によって好きな濃さに仕上げることができてとても便利です。顔に使うわけにはいきませんが、腕や脚の毛が気になっている方は試してみてください。