毛周期って知っていますか?毛周期を理解した上でサロンを選びましょう
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  1. 毛周期を理解した上でサロンを選びましょう

脱毛についての基礎知識

脱毛についての基礎知識

毛は絶えず生えかわり、剃っても抜いても次から次へと生えてきます。あまりふさふさと毛が生えて欲しくない場所についてはこれが大変いまいましく、逆に髪の毛にこのサイクルの衰えを見たときには背筋が凍るほどのショックを受けてしまうものですが、このいまいましい部位について永久、または半永久的に毛が生えて来ないようにする手段、それが「脱毛」です。

脱毛は、毛根の深部にある毛母細胞を破壊して毛が生えて来ないようにするものです。レーザーや光を使って行う脱毛は、光の波長や長さを調整して毛根にある特定の色素に反応させ、皮下の黒い毛に熱を吸収させることで毛母細胞を破壊するという仕組みですね。こういった脱毛処置は、成長期の毛にしか効果がありません。また、この仕組みを使って永久脱毛を目指すのがレーザー、光脱毛で行うのは半永久脱毛、または不再生脱毛と呼ばれるものです。

一方、毛穴に細い針を刺して毛根に直接熱を加えることで毛母細胞を破壊するのが、ニードル脱毛です。こちらは色素による反応を使って行うものではないため、皮下に黒い毛があるかないかに関わらず、脱毛を行うことが可能です。

毛周期を知ろう

毛が生え替わるには周期があります。通常は、成長期、退行期、休止期の3つのサイクルで生え替わっていき、これを毛周期と呼びます。

まず毛穴の中で毛母細胞が形成され、毛の成長が始まるのが「成長期」。毛が成長して皮膚の表面に現れ、ぐんぐん伸びていく時期です。この時期には毛が成長するために多くの栄養を吸収し、また多くのメラニン色素を生成します。

成長期が終わると、毛母細胞の活動が低下して毛根が退縮する「退行期」がやって来ます。この時期になると毛が毛母細胞から離れ始めて抜け落ちる準備に入ると同時に、メラニン色素の生成も止まります。

そして退行期が終わると「休止期」に入ります。毛母細胞の活動が完全に休止し、毛が抜け落ちて毛穴の中からなくなっている状態です。同時に次の毛を生成する準備期間でもあります。

この毛周期の1サイクルは、体毛の場合だと2〜3ヶ月と言われ、脱毛に最も適している時期は「成長期」。この期間に施術を行うのが最も効果が高くなります。

脱毛はいつ始める?

脱毛はいつ始める?

脱毛はこの毛周期に合わせて施術を行うものだということがわかってきました。ということは、やはり1回の施術でつるつるになるのは難しいということですよね。間を置いて定期的に行うことで、少しずつ完成形に近づいていきます。

部位による差異や個人差もありますが、だいたい男性でも女性でも脱毛を始めて完了するまでの期間は1〜2年と言われます。そうすると始める時期は、早いに越したことはないとしか言えませんが、少なくともこの夏に水着を着るから脱毛したい!と思い立ったのが6月なんていう場合にはそのシーズンに効果を期待するのは難しいですね。ただ施術の1週間後にその回の効果が現れるので、例えば何回か定期的に脱毛を行う中での勝負の日に向けた施術日の設定は、一週間前がベストということになります。

そして最終的には数年かけて行うことを考えると、思い立ったのがどんな時期だったとしてもすぐに始めるべきだということです。脱毛効果が最大に発揮されはじめるのは来年、再来年以降になるかもしれませんが、今年間に合わないからと言ってやめてしまっては、さらにつるつるになる日は遠のいてしまいます。